令和7年6月28日、やまぶき会医療分科会総会が、からすま京都ホテルにて開催されました。
例年を上回る約60名が参加し、事業報告や会計報告などが順調に進行しました。
続いての講演では、「私の競技かるた人生」と題し、平成21年卒の山添百合先生が登壇されました。
小学校1年で百人一首を覚え、小3で競技かるたに出会って以降、実力を着実に伸ばされ、大学時代にはA級で優勝。2021年から3年連続でクイーンの座に輝いた経歴をお持ちです。
講演では、競技かるたが知力・体力・精神力をすべて求められる競技であること、決まり字の存在や札配置を活かした戦略、1試合90分にも及ぶ体力勝負であることなど、その奥深さが語られました。
競技に向き合う姿勢や、そこから得た集中力・粘り強さといった学びの側面にも触れられ、会場の参加者は熱心に耳を傾けていました。
質疑応答では、会場から次々と質問の手が挙がり、活発なやりとりが交わされるなど、大いに盛り上がりました。
その後の懇親会では、やまぶき会富喜久夫会長をはじめ、洛南小・中・高校の校長先生方よりご挨拶をいただきました。
北川理事長の乾杯の音頭で歓談が始まり、世代を越えた交流があちこちで広がりました。
最後は参加者全員で輪になり校歌を斉唱、記念の集合写真を撮影して、盛会のうちに幕を閉じました。
