設立趣意書

士業分科会設立趣意書

 この度,洛南高等学校同窓会「やまぶき会」が発足25周年を迎えることとなり,平成11年に設立された医療分科会に引き続き,弁護士,司法書士,公認会計士,税理士など法律,会計分野などにおける有資格者による専門分科会の設立構想が「やまぶき会」より提案されました。

 母校では,法律・会計分野への進学者も増加し,かつ昨今の様々な制度改革に伴い在校生や卒業生から「先輩との交流の場が欲しい」「隣接業務従事者との情報交換がしたい」との多数の声が寄せられ,また学校としてもそのような集まりの場をきたいされておりました。このようなご期待を受けまして,ここに法律・会計分野などにおける有資格者の専門分科会(名称「士業分科会」)を設立することになりました。

同会の概要については「会員相互の親睦と交流を図り,専門分科会として母校の発展に寄与する」ことを目的とし,具体的活動内容として,

  1. 定期的な総会,親睦会の開催
  2. 分科会会員の近況報告,情報交換を内容とする会報発行
  3. 名簿の作成
  4. 「やまぶき会」会員,母校関係者らに対する専門的相談
  5. 母校在校生,卒業生に対する進路相談,セミナーや交流会の開催

などを検討し,活動内容を決めてゆく予定です。

 また,構成員は現在のところ,弁護士,司法書士,弁理士,公認会計士,税理士,社会保険労務士,不動産鑑定士,一級建築士,中小企業診断士,行政書士,および土地家屋調査士の予定ですが,広く皆様のご意見をいただき隣接業種有資格者による有機的な交流の場にしたいと考えております。

昨今の急激な社会環境の変化に鑑みますと,法的紛争をはじめとする周周の問題解決には,法律・会計分野などの専門家が相互に協力することが不可欠となっております。このような中で同窓の仲間と親睦,情報交換の場を作り,なおかつ母校と同窓会「やまぶき会」のために活動できることは大変有意義であると考えます。

我々発起人一同の力不足は重々承知いたしておりますが,この士業分科会が,母校および同窓会全体の発展の一助となることを期待しておりますので,皆様のご協賛とご協力とをいただけますよう宜しくお願申し上げます。