経済分科会設立趣意書
洛南高等学校は828年(天長5年)学祖 空海 弘法大師が庶民教育のため創設した「綜藝種智院」を起源とし、その精神を受け継ぎ1962年(昭和37年)に「洛南」と呼称するようになりました。2022年(令和4年)は「洛南高等学校」と改称し60年、人に譬えるなら還暦の節目の年にあたります。
時を同じくして、やまぶき会は3万4千人を超える団体となりました。「自己を尊重せよ・真理を探求せよ・社会に献身せよ」の校訓のもと「洛南」を過ごした卒業生は社会のあらゆる分野で活躍しております。
このたび、やまぶき会会員から「既設の専門分科会(医療・士業・教育)に限らず、広く経済人が集い交流できる場が欲しい」との声が多数寄せられ、また、学園からも在校生へのキャリア形成支援を依頼できるような繋がりを期待されておりました。このようなご期待を受けまして、経済活動に従事する卒業生が集える分科会(名称「経済分科会」)を設立することになりました。
「経済分科会」の概要につきましては「経済人の相互交流を図り、専門分科会として母校の発展に寄与する」ことを目的とし、具体的活動内容として、
- 定期的な総会、講演会、懇親会の開催
- 分科会会員の近況報告、情報交換
- やまぶき会会員、母校関係者との情報交換
- 在校生及び卒業生向けのキャリア形成支援
などを検討し、活動内容を決めていく予定です。あえて会員資格は設けずに幅広い分野、年代を対象とすることで新しい刺激を受け合える場にしたいと考えております。
以上のような設立趣旨をもちまして、「やまぶき会 経済分科会」発足にあたり皆様のご賛同とご協力をたまわりますよう、よろしくお願い申し上げます。
2022年4月吉日
発起人代表 畑 正高 (昭和47年卒)