同窓会名誉会長・校長ご挨拶
本年度4月より、洛南高等学校校長を拝命しました北川辰雄でございます。私自身も洛南を卒業してから、四十数年がたちました。学園も「洛南」と改めて、58年目になります。「やまぶき会」の会員になられた方も、3万人を超えています。早いもので、本館の建設からもう16年、共学校としての歩みももう14年目に入りました。当初から見ますと、学園の姿は随分と変わったものに映るのかもしれません。しかし、「洛南」の日々の取り組み、姿勢に変わりはありません。毎朝校門では元気な挨拶が交わされます。放課後、教室の掃除にみんなが精を出して取り組みます。クラブ活動も、体育系、文化系とも頑張っています。この夏も、6月末現在で、実に、中・高で63名の生徒が全国大会出場を決めています。
近年の、本学園にとっての大きなニュースは、平成26年度に京都市桂川に開校した、「附属小学校」が、一昨年6年生まで全学年がそろい、現在は、その卒業生が「附属中学校」1,2年に進学していることです。校地は離れていますが、中高と連携、協力しつつ、「洛南」の新しい歴史が始まっています。
また、中学校、高等学校同様に、多くの卒業生のお子さんたちが入学していただいたことです。母校に対する卒業生の皆さんの想いを、改めて感じることができました。
3万人を超える卒業生の皆さんの、心のふるさととして、「学校らしい学校づくり」を掲げて、これからも母校は変わらぬ取り組みを継続していきます。そして、その変わらぬ、変えてはならぬ「洛南」を支えていただいているのは、先輩の皆さんの思い、そしてあたたかいまなざしです。日々、また様々な場面で、その想いを、まなざしを感じております。誠にありがとうございます。
卒業生の皆さんには、今後ともご支援・ご協力をお願い申し上げます。そして、機会がございましたら、母校へ足を運んでいただいて、後輩たちの様子を見てやっていただければと、願っております。
やまぶき会 会長ご挨拶
洛南高等学校同窓会「やまぶき会」会長の富喜久夫でございます。
皆様もご存知の通り、私達の母校 洛南高等学校は、弘法大師の綜芸種智院に発し、現在に至っております。
卒業生は、平成31年3月の時点で3万2千人を超え、国内外を問わずあらゆる分野でご活躍いただいております。
今年度より洛南高等学校校長にご就任された北川辰雄先生、はじめ附属中学校校長 堀 俊彦先生、附属小学校校長 余根田 聡先生も同窓生です。
同窓会には、医療分科会・士業分科会・教職分科会・そして関東支部の4つの組織があり、医療分科会は医師や歯科医師、士業分科会は弁護士・公認会計士・税理士・建築設計士など、教職分科会は小学校から大学まで私立・公立を問わず教職についておられる方々の集まりで、関東支部は関東の大学に進学された皆さんを、関東在住の卒業生OB・OGが就職の相談、お世話をしていただいております。
こうした同窓会の活動や母校の近況については、学校のホームページや同窓会の会報でもご紹介致しております。
また、3年に一度は同窓会全体の総会と懇親会を開催致しております。
同窓会の役割、意義は私達の母校が永遠に発展し続けて行けるよう、物心両面にわたり下支えをしてゆくことだと思っております。
どうか、今後とも同窓会の活動にご理解とご協力を賜り、ご参加下さいますようよろしくお願い申し上げます。